弦 の 波 長




    両端を固定した弦を弾くと、そこから起こった振動は横波となって両側へ進み、

両端で反射され、弦をいったりきたりする。そうして、互いに反対向きに進む波が

重なって強め合うとき、両端を節とする定常波ができる。                                   

このとき弦の長さをl、波長をramda、定常波にできる腹の数がx個とすると、 

gen     (弦の長さ)=(節から節の長さ)×(腹の数)となる。

    ここで、(節から節の長さ)=(波長の1/2)なので、

    (弦の長さ)=(波長の1/2)×(腹の数)となり、

l=

    より、すなわち

ramda=
    と表される。

参考文献
 ・六訂 物理学実験/吉田卯三郎、武居文助、橘芳實、武居文雄 著/三省堂/1983年12月10日発行
 ・物理の考え方 下/木暮隆夫 著/増進会出版社/1997年3月20日発行


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